最近はめっきりオイルクレンジング派です。なによりメイクを落とすのがラクだし、乾燥を感じにくいタイプがあったり、美容液のようだったり、使い心地がいいものがたくさんあることを知ったから。
今回は、そんな乾燥肌対策にこそ使いたいものや、プチプラや最近のデパコスで使い心地がよかったものなど、これまで使ったなかからおすすめのクレンジングオイルを集めてみます。
目次
私の肌質:インナードライの混合肌
私の肌質はインナードライの混合肌で、スキンケアはかなりしっとりが好きです。保湿重視なので重めのテクスチャーも好み。肌の乾燥には敏感なほうだと思います。いま36歳なので、乾燥対策にはますます気を配りたいところ。
プチプラでメイクがよく落ちる便利なクレンジングオイルはたくさんあると思いますが、そういう類を使うとあらゆるものまで根こそぎ持っていかれて一回で砂漠化するのでラインナップに入れていません。
使い続けたいものや、使い心地がよくておすすめしたいもの、多少気になるところはあれどそれ以上におすすめしたい特性があるものを紹介していきます。
クレンジングオイルのおすすめ6選
●シュウ ウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル 150mL 5,500円(税込)
テクスチャー:さらさら軽め
メイク落ちのよさ:★★★★★
洗い上がりの肌:しっとり
価格:★★☆☆☆
総合評価:★★★☆☆(3)
クレンジングオイルの王様といえば「shu uemura(シュウ ウエムラ)」。長年とても人気ですよね。
いわゆる乾燥しないオイルクレンジングの代表格で、メイク落ちはいいし、テクスチャーはさらっとしていて、後肌にヌメりも残りません。
確かに使い勝手はいいなーと思うのですが、期待値が高かったかも。
毛穴汚れに即効性はあまりなく、全体的に「使い続けてよさがわかる」系だなと思いました。私はいろんなクレンジングを使っちゃうので、正直これだけのよさってあまりわからず…。価格を考えると総合評価は3に落ち着きます。
でも、ひとつのクレンジングを使い続ける方やデパコス好きな方、乾燥肌の方にはきっと使い心地がいいはず。
●ルナソル テンダーハグ バームオイルクレンジング 150mL 4,620円(税込)
テクスチャー:もったり重め
メイク落ちのよさ:★★★☆☆
洗い上がりの肌:しっとり
価格:★★★☆☆
総合評価:★★★★☆(4)
「LUNASOL(ルナソル)」から今年の8月末に出た、新作クレンジングオイル。
オイル美容液発想でオイルに濃密なバームを溶かし込んだという。もうほぼ美容液なのでは?と思うような使い心地です。
とろ〜んとした厚みのあるオイルは、もったりしているけれどクレンジング中になじんでやわらかくなっていきます。
ふっくら厚みのある感じ、伝わりますか? 写真を撮っているときに腕から全然ダレなかったんですよね。
ポイントメイク落としは使うのがおすすめです。落ちにくいリキッドアイライナーやリップティントは落ち切らない印象。
メイク落ちが星3つで価格も星3つなのに、なんで総合評価が星4つかというと、もう心からリラックスできるような幸せを感じる香りだからです。
16種類の精油をブレンドしていて(オレンジ、レモン、ベルガモット、プチグレン、ローズ、ラベンダー、ゼラニウム、イランイラン、ジャスミン、ジュニパーベリー、ペパーミント、ローズマリー、タイム、フランキンセンス、シダーウッド、パチュリ)、香りが鼻を抜ける瞬間がたまらないのです。このために顔を洗いたいと思うくらい。
保湿成分も盛り沢山なようで(スクワラン、オリーブオイル、ホホバオイル、マカデミアナッツオイル、ひまし油、オレンジ果皮油、ラベンダーオイル、シアバター、ローズヒップオイル、シソ葉エキス)、洗い上がりはしっとりします。後肌さっぱりが好きな人だと、多少ヌメりだと思うかもしれません。
バームの保湿力とオイルの手早さのいいとこどりをしたようなクレンジングオイルです。
●キンズ クレンジングオイル 100mL 4,378円(税込)
テクスチャー:重め
メイク落ちのよさ:★★★★★
洗い上がりの肌:しっとり
価格:★★★☆☆
総合評価:★★★★☆(4.5)
これ大好き。いまイチオシです、「KINS(キンズ)」。
いいとはよく見かけていたけれど、絶賛されている理由は使ってすぐわかりました。
これも乾燥を感じないオイルクレンジングで、使うと肌のキメが整う気がしています。
あと顔の汚れがすごく落ちます(笑)。毛穴汚れにも抜群にいい。くるくるしてると角栓が出てきたりするんですよ。今日は顔を掃除したいなって日におすすめ(そんな日があるかどうかは別として笑)。
本当にすごくいいけどネックなのは価格なんですよね。容量が100mLであることを考えると、定価ではこの中で一番高くて。いい油脂を使っているのだろうけど、使い続けるにはちょっと値が張る。でも即効性がすごい。
と思っていたら、月一の定期購入だと3,278円(税込)になると! それならシュウ ウエムラよりお得です。
即効性アリでこの効果なら、価格を超えて使い続けたい気持ちで、総合評価は4.5です。
●魔女工場 ピュア クレンジング オイル 200mL 2,300円くらい
テクスチャー:しっかり重め
メイク落ちのよさ:★★★★★
洗い上がりの肌:しっとり
価格:★★★★★
総合評価:★★★★★(5)
乾燥しないオイルクレンジングのよさに目覚めたきっかけは、韓国コスメの「ma:nyo Factory(魔女工場)」でした。
本当につっぱらなくて乾燥しないんだ!!!という感動は忘れられないです。毛穴汚れにもよくて、メイク落ちもよくて、肌のキメは整うし、この値段。
Qoo10メガ割を利用すれば、2,000円ちょっとで買えてしまいます。しかも、最近は300mLのデカボトルで同じ値段で売っているから恐ろしい(褒めてます)。
厚みのあるオイルですが、肌に伸ばすとモタつかず、乳化後は洗い流しやすいです。
バランスのよさと手頃な価格で総合評価は5です!
●アテニア スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ 175mL 1,870円(税込)
テクスチャー:とろんと軽め
メイク落ちのよさ:★★★★☆
洗い上がりの肌:さっぱり
価格:★★★★★
総合評価:★★★☆☆(3.5)
プチプラのオイルクレンジングといえばの「Attenir(アテニア)」。
とろんとしたオイルだけどもたつきはなく、肌の上でスルスル伸びて、洗い心地は軽いです。
アテニアのいいところは、香りですよね。デパコスみたいにいい香りがするんですよ。
あとは、とろみのあるテクスチャー。オイルで洗いました!みたいなキュキュッと感がなくて、とろんまろんとした質感が気持ちいい。この価格でこの質は人気なワケだなと思います。
ポイントメイク落としは使った方がよさそうです。
使い続けたところ、寒い季節やその日のスキンケアによっては乾燥を感じることがあったので、ボトル8割くらいまで使い続けて一旦ストップ。そのあとは、乾燥を感じないクレンジングと交互に使っていました。総合評価は3.5です。
●クレパシー クレンジングオイル 200mL 1,760円(税込)
テクスチャー:さらさら軽め
メイク落ちのよさ:★★★★★
洗い上がりの肌:さっぱり
価格:★★★★★
総合評価:★★★☆☆(3.5)
ヌメらず、つっぱらず、コスパがいい「CLAYPATHY(クレパシー)」のクレンジングオイル。今回紹介する中で一番お得な商品です。
クレパシーのいいところは、乳化がすごく早くてメイクをスッキリ落とせるところ。水分を少しでも感じとった瞬間から乳化していきます。逆に少しでも手に水分があるとか、しっかり乳化できていないとかだと落ちにくさを感じるかも。
さらっとしたテクスチャーでなじませやすく、とにかく手早くクレンジングできます。ボトルもおしゃれ。
街のドラストでは見かけないけど、アインズ&トルペとかバラエティショップにあるはず。
時短にひと役買ってくれる点がありつつ、肌の乾燥や保湿力では物足りないところがあるため、総合評価は3.5です。
乾燥肌こそ使いたい、クレンジングオイルがある!?
これまで、オイルクレンジングは肌が乾燥すると思っていたんです。メイクや汚れをすばやく落とすけど、必要なうるおいや皮脂も全部持っていっちゃうみたいな。
そういうクレンジングオイルも多いと思いますが、むしろ乾燥肌こそ使いたい種類があることをTwitterのコスメ垢を始めてから知りました。
「油脂系クレンジングオイル」といわれるもので、アーモンドオイルや米ぬか油、オリーブオイル、ツバキオイル、マカダミアオイル、アボカドオイル、馬油など、おもに動植物性の油脂で洗うタイプのことを指します。
普通の化粧品に保湿成分や美容成分として入っているもので皮脂を奪いすぎずに洗うので、後肌はしっとりするというわけです。
クレンジングオイルの主成分の種類についての解説は、かずのすけさんのブログが分かりやすかったです。
【油脂系クレンジングオイル】で選ぶなら、どれがおすすめ?
ここからは、今回おすすめした6つのクレンジングオイルをテーマごとに分けて考えたらどれがおすすめかを綴っていきます。
まずは「油脂系クレンジングオイル」ならどれがいいか、です。ここに当てはまるのは、シュウ ウエムラ、KINS、魔女工場の3つ。
乾燥しないクレンジングオイルなんてあるの…?と疑いを持ちつつ使う最初の一本なら、魔女工場から始めるのがおすすめです。
なんといってもコスパがいいし、毛穴汚れにもおすすめ。私はシュウ ウエムラよりこっちが好きですねえ。魔女工場の方が効果がわかりやすいと個人的には思っています。
価格を考慮せず、質だけで考えるならKINSがベスト。こればっかり使っちゃう。魔女工場よりテクスチャーにもたつきが少なく使いやすいです、あと顔の汚れもこっちの方が取れます(汚れとは笑)。
【プチプラ】のクレンジングオイルで選ぶなら、おすすめは?
今回、プチプラのクレンジングオイルに該当するのは、魔女工場、アテニア、クレパシーの3つ。
これは目的によって使い分けをおすすめしたいです。
乾燥肌対策なら魔女工場がおすすめですし、デパコスのような質感や香りをコスパよく楽しみたいならアテニア、すばやくメイクを落としつつあまりつっぱらないものがいい&安さを求めるならクレパシーかなと。
乳化が鬼早いクレパシーは、今日はもう無理だ、一刻も早く寝たいみたいな日にあると便利なクレンジングオイルでもあります。
いさぎよく一本使いするなら魔女工場、アテニアも乾燥がひどすぎないなら一本使いで、クレパシーは他のクレンジングと併用するのがおすすめです(もちろんクレパシーを一本使いでも大丈夫な人はそれで)。
【デパコス】のクレンジングオイルから選びたい。おすすめは?
デパコスのクレンジングオイルに当てはまるのは、シュウ ウエムラ、ルナソル、価格的にはKINSかなと思います。
イチオシはKINSです。乾燥や肌に悩みがある場合もKINSを推したいですねえ。
コスパならルナソルのほうがお得。香り重視の方、とろ〜っとしたテクスチャーで気持ちよさや癒しを感じたい方にもおすすめ。リラックスできるクレンジングというのは、これぞデパコスの醍醐味という感じがします。
シュウ ウエムラは使い続けてからレビューしないとそのよさをうまく伝えられないと思うのですが、正直、他の即効性のあるクレンジングオイルをつい手に取っちゃって、続けられなくて。「その日に受け取れる感動」の総量がどうしても少なく…ごめんよ。
結局どれが一番おすすめ?
テーマに分けておすすめを紹介してきましたが、全部ひっくるめたら結局どれがおすすめ?と聞かれたら、魔女工場かKINS!と答えると思います。
私の場合、肌の乾燥が気になるのでやっぱり油脂系クレンジングオイルを使いたくて。
そのなかで価格重視なら魔女工場、魔女工場でよさを知った方にはさらなる感動があるKINSを推したいかな。
他には、こんな油脂系クレンジングオイルがあるようです(無印とおひさまでつくったクレンジングオイルは、植物性のオイルとそうじゃないものがブレンドされているようでした、たぶん)。
以上、インナードライ肌のアラフォーによるクレンジングオイルレビューでした!!!
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