気づけば、ブログを全然更新していませんでした。
実はこの間にスクールに通い、16タイプのパーソナルカラー診断ができる「16タイプ・パーソナルカラーアナリスト®︎」と似合う服のテイストがわかる「顔タイプ診断®︎」のアドバイザーの資格を取っていました!
今回、改めてブログを書いてみようと思ったのは、先日インスタのストーリーズで質問箱をしたところ、
「◯◯が似合わなくて……」
という声をいくつかいただいたことからです。
わかります、その気持ち。
ということで、似合わないと感じる理由とその解決策を、イメコン的に考えてみました!
結構いろいろ書きます。そう言われてもわからない、もう知ってるよ、という方もいるかと思いますが、分析好きな方やイメコンの結果をどんどん活用していきたい方にはハマるかも。
もしこれからパーソナルカラー診断を受ける方は、自分のタイプ名(ビビッドウィンターとか)だけじゃなく、このあと紹介する要素をアナリストさんからしっかり聞いておくのがおすすめです。
同じタイプでも得意な範囲は本当に人それぞれ。ここを持ち帰って日常に生かすことこそが「パーソナル」な診断を受ける醍醐味ですし、私自身がそんなアナリストを目指したいとも思っています。最後に診断に関するお知らせ付きです!
目次
コスメを使って似合わないと感じる3つの理由
まずは、似合わないって何だろうというお話から。
私は今のところ、「色が合っていない」「質感が合っていない」「発色が合っていない」という大きく3つの理由があるのではと考えています。
(この記事では、わかりやすくするために「似合わない」という言葉を使っていますが、個人的にはあまり好きな言葉ではありません……。お客様の診断では使いませんので安心して下さいね。)
ここから書いていく項目ごとに、「ご自身がいい感じ or 苦手に見えるのはどれか」をそれぞれ考えながら読み進めていただくのがおすすめです。わからない項目があっても大丈夫です!
1. 色が似合っていない
まずは、色が合っていないケース。ここはパーソナルカラー診断でわかる部分です。
「色」とくくる中で、チェックしたいのは次の4つの項目です。
1-1. イエベ、ブルベが大事かどうか
まずはイエベ、ブルベ。あたたかみのあるイエローベースの色が得意か、冷たく感じるブルーベースの色のどちらが得意か、です。
イエローベースのグループにはイエベ春(スプリング)とイエベ秋(オータム)が入り、ブルーベースにはブルベ夏(サマー)とブルベ冬(ウィンター)が入ります。
パーソナルカラー診断でいえば、1st・2ndともにイエベやブルベになる方はやっぱりここが大事なポイント。
逆に1st・2ndでイエベとブルベがまたがっていて、アナリストの方にどちらも似合いますよと言われた方は、イエベブルベより他に大切なポイントがあります。
2ndのシーズンがどこまでハマるか(1stと同じくらいなのか、1stとは差があっての2ndなのか、など)は、個人差が大きいので診断でしっかり聞くことをおすすめします。
診断結果が「1stとは差があっての2nd」であれば、今日は絶対に顔映りをよくしたい!という日に使うコスメは、1stシーズンのものがやっぱりおすすめです。
1-2. 明るい、中間、暗い色のどれが得意か苦手か
次に、色の明るさや暗さです。パーソナルカラー診断では、どの範囲がお似合いになるかの明度のゾーンがわかります。
明るい色が似合うのか、暗い(濃い)色の方がハマるのか。もしくは明るすぎても暗すぎてもしっくりこない中間タイプか。
明るさが大事な方が似合う色とは、かなり淡くて薄いペールカラーから、白っぽいパステルカラー、絵の具のような原色に少し白を混ぜたような色など。
暗さ(濃さ)が大事な方が似合う色とは、絵の具の原色に少しダークカラーを混ぜた色や、黒に近い色など。
明るすぎるのが苦手だと、コスメ(色)をのせたときに白浮きしている感じがして、暗い色が苦手だと色をのせたときに顔が暗くなるのがサインです。
ここでも中間タイプの方は他に大切なポイントがあるので、中間なんだなと思っていたら大丈夫です。
明るい色〜中間ゾーンが似合う方や、中間ゾーンから暗い色が似合う方もいますので、そういう方はざっくりと「苦手ゾーン」を捉えておくのがおすすめです(暗い色だと苦手だなとかでOK)。
1-3. あざやかさは必要か
3つ目はあざやかさ。
色の強さ、華やかさが大事かどうかです。
診断を受けたときに、シーズンの中から特に似合う色をお出しする「ベストカラー」のドレープの写真を撮っていたら見返していただきたいのですが、そのドレープの色の洋服がお店にあったとして(服だと面積が大きく、ドレープと同じ布でイメージしやすいので服で説明します)、お店の外から見ても目立つと思うくらい色がありますか?
他の洋服と並んでいても、パッと見で「◯◯色の服があるな」と色の存在感や印象がしっかりあると思えれば、得意な色はまあまああざやか〜めっちゃあざやかゾーンの可能性があります。
まあまああざやか〜めっちゃあざやかゾーンが得意な方のあるあるのお悩みは、「時間が経つとメイクが薄くなる」「メイクをしてもすっぴんっぽくなる」「コスメが発色しにくい」です。それは使っているコスメにあざやかさが足りていないことが多いから。
「こんなに派手な色を私が……?」と思うくらいがハマるタイプかもしれません。
1-4. クリアな色かくすみカラーか
項目1の最後は、クリアで澄んだ色か、くすんでいて穏やかなスモーキーカラーが得意か苦手かです。
くすみカラーは一枚ベールがかかったように見え、くっきりしていないように感じられる色で、今はトレンド的にくすみカラーが多いですよね。
4シーズンでは、クリアな色が得意なのはイエベ春とブルベ冬、くすみ色が得意なタイプがいるのはブルベ夏とイエベ秋です。
16タイプだと1stがブルベ夏で2ndがイエベ春の方など、そもそもまたがっている方がいたり、クリアな色が得意で一部くすみカラーもお似合い、という方もいます。
そもそもここにこだわる必要がなく、違う要素の方が大切!という方もいますので、アナリストから「クリアカラー or くすみカラーが大事ですよ」と言われた方はチェックしておきましょう。
2. 質感が合っていない
2つ目の項目は質感が合っていないケース。
ツヤ・セミマット・マットのなかで、得意なのはどれか、苦手なのはどれかを考えていきます。
アイシャドウのラメで考えるのがわかりやすいと思います。
ツヤが大得意なら大粒ラメやグリッターも得意ですし、ややツヤがいい方であれば小粒ラメやパールが、マットが得意な方はそのままマット質感が得意となります。
ツヤが苦手な方がツヤをまとうと肌がギラギラしたり、ラメが浮いて見えやすいです。ラメゴミ化とも言われますね。
マットが苦手な方がマットなメイクをすると、年上に見えやすかったり、乾燥しているように見えたりします。
3. 発色がハマらない
3つ目は発色が合っていないケース。
ここは顔タイプも関わってくるポイントです。
色や質感は合っているんだけどなんだか老け見えする、服と合っていないかも……という場合ですね。
例えば、高発色なリップを縁までしっかり塗っていたり、アイホールに比較的しっかり色を入れていたり。
逆に、発色が物足りなくてメイクしている感をうまく出せていなかったりということが考えられます(発色が足りないのは1の色も関わることがあります)。
フォロワーさんに多いブルベ冬の方で、ブルベ冬におすすめとされているコスメを使うとケバくなる、重くなってなんか顔や服と合わないという方は、アイシャドウの色を乗せすぎない、リップは透け感のあるものやぽんぽん塗りをする、塗ったあとにティッシュオフするなどで発色を調整するのがおすすめ。
番外編:コスメを塗っている場所や範囲、量、メイクの組み合わせが合っていない
「色」「質感」「発色」の3項目の得意と苦手についてを紹介してきましたが、番外編として「コスメの使い方」というのもあるなと。
コスメを塗っている場所や範囲、塗る量が多い・少ない、組み合わせるコスメが全部薄かったり濃かったりでメリハリが……というケース。
これはメイクレッスンの領域なので、私がプロとして言えることは多くないのですが、一部に顔タイプが関わることと、客観的な意見としても診断でお伝えできることはしていきます。
苦手要素があるコスメを似合わせるには?
ここからは活用編です。
イメコン的に100点のコスメばかりがあればいいのですが、そうもいかないもの。
ブルベ冬の場合はトレンドと仲良くしていくことも、簡単に今っぽい雰囲気をまとうには大事なポイントのひとつではと思っています。
あとは好きをあきらめないでほしいということは、強く思います!
イメコンは自分がもともと持ち合わせている要素を知る診断。結果以外のものを取り入れると事故るなんて思わないでほしいですし、むしろ、もともと持ち合わせているものがわかるからこそ応用していけるのです。
他の「得意要素」を合わせよう
苦手を活かすには、これです。
上の1・2・3の項目のうちで、全部ではなくてもある程度の要素を分けて考えられたら、もうOK。
苦手を取り入れたいときは、得意な要素を加えます。
例1:あざやかでクリアな色とツヤが得意なビビッドウィンターが、マットなくすみアイシャドウを使うなら
例えば、ビビッドウィンターの私の場合。あざやかさとツヤが大得意で、くすみは苦手です。
そんな私が、肌なじみのいいくすみカラーのマットシャドウを使うなら、
1-1. イエベかブルベか……1stの得意なブルベに寄せる。
1-2. 明るいか暗いか……パッと見で薄すぎず暗すぎなければOK。
1-3. あざやかさ……あざやかが得意だけど今回は求めなくていいかな。
1-4. クリアかくすみか……クリアカラーが得意だけど今回は求めない。
2. 質感……マットシャドウの上に得意な大粒ラメでツヤを足す。
3. 発色(番外編の塗り方も)……子ども顔なので高発色なアイシャドウなら、ブラシで少しずつぼかしながらのせる。
できるだけ得意なブルベカラー(青みを感じる)にして、質感で得意なラメを足す、あとは塗り方でカバーする感じ。
合わせるリップは得意のクリアな色かつ、透け感のあるものにすると思います。
時間が経つとすっぴんっぽく見えるかもしれないので、インラインやマスカラでしっかり締めます。
例2:ブルベがオレンジアイシャドウを使うなら
1-1. イエベかブルベか……ブルベが苦手とされるオレンジを使いたい。
1-2. 明るいか暗いか……得意ゾーンに合わせる。
1-3. あざやかさ……好みやなりたいイメージに合わせる。
1-4. クリアかくすみか……クリアカラーを選ぶ。
2. 質感……得意なラメ、パールでツヤを出す。
3. 発色(番外編の塗り方も)……ベースの色はがっつりつかずラメやパールの輝きでオレンジを楽しめるシアーなものや、パッキリと明るいオレンジを小さい範囲(目尻だけ、アイラインなど)で使う。
ラメやパールが入っていてシアーな発色のものの他に、赤みのあるオレンジ色を選ぶのもおすすめです。オレンジは黄色と赤を混ぜた色なので、赤の配分が多めの方が合わせやすいんですね。
あとはクリアカラーを選ぶこと。クリアな色というのは、イエベ春の方が似合いそうな澄んだオレンジのツヤツヤチークを思い浮かべていただけるとわかりやすいと思います。おすすめアイテムはインスタにまとめました。
例3:診断を受けたらブルベだった。でも、手持ちのリップはイエベカラーばかり
こういうケースはベースに青みのあるリップを足したり、イエベカラーの手持ちリップの上に青ラメリップをのせたりするのもおすすめです。
マットな質感が得意ならティッシュオフをしてツヤを調整、ツヤが得意なら青やピンク、シルバーラメやパール入りのグロスを重ねるのもひとつの手。
特定のコスメで「これを似合わせたい」という場合も考え方は同じです。そのコスメのどの要素が苦手かを考えて、得意を足していきます。
そして、洋服にも同じことが言えるなあと。服の場合の3つのポイントは「テイスト」「素材」「形」です。
いろいろ書きましたが、イメコンは楽しく、100点を目指しすぎず、でもハズしたくない日は全力で活用していくのが私のスタンスです。
好きを大切に、ご自身の個性も大切に、もし「似合わない」「変だよ」なんて他人に言われることがあったら、憐れみと軽蔑の視線を送ったあとに笑顔で「私はこれが好きなんだよね!」って言ってやりましょうね。
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ご希望のメニューと、ご都合のいい日を2〜3個お送りいただけると助かります(診断の最終スタート時間はお一人の場合は15時、ペアの場合は13時となります)。
・ペア診断も可能です。所要時間は5〜6時間となります。代表者様1名がお申し込みください。
・男性はパーソナルカラー診断のみとなります。
・場所は東京23区内のレンタルスペースです(新宿近郊でやっていることが多いです。恐れ入りますが場所はお選びいただけません)。
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・事前ご相談フォームへの記入と、後日のアンケートにご協力いただけると幸いです。
・お支払いはお送りする決済フォームよりお願いします。日程確定後のキャンセルはお控えください。診断7日前を切ってのキャンセルは料金の100%を頂戴しています。
・診断7日前を切っての日程変更は承ることができません。一度キャンセル→再予約となり、どのような理由でもキャンセル料がかかってしまいます。
メインはパーソナルカラー診断となります。
4シーズン診断→16タイプ診断→1stシーズンのベストカラー選出の順番で診断していきます。
〈こんな方におすすめです〉
・コスメが好きな方、コスメ選びに悩む方
・似合う色がわからない方
・ご自身の印象を良くしたい方
・買い物の失敗を減らしたい方
〈診断後はこんなふうに変わります〉
BEFORE
・流行っているものをなんとなく買ってみるが似合っていない気がする
・自分に似合うものがわからず、自信が持てない
・買い物で失敗しがち
・メイク映えしないと思っている
AFTER
・顔映りや印象をよくする方法がわかる
・垢抜ける
・ご自身に似合うコスメやファッションがわかる
・買い物の失敗が減る、ハイブランドや一生ものの高価な買い物に生かせる
〈4シーズン診断と16タイプ・パーソナルカラー診断の違い〉
4シーズン診断では、イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬と4タイプで診断するのに対し、16タイプでは【イエベ・ブルベ】だけではなく、得意な【明るさ】【あざやかさ】【くすみ】などを見ていきます。
結果は「1番似合う色のグループ=1st」と「2番目に似合う色のグループ=2nd」をお出ししますが、1stと2ndで同じシーズンが入ることはありません。1stと2ndに共通する特徴を知ることで、ご自身の得意な領域が細かくわかるようになります。
イエベ・ブルベ以外に大切な要素を持つタイプもあり、4シーズン診断を受けたけどこの部分はしっくり来ていない…というお悩みが解決しやすいです。
みなさまにお会いできることを楽しみにしています♡